折鶴亭美郷 公式ブログ

「日本一美しい折り鶴」を目指して努力し続ける折り鶴作家、折鶴亭美郷のブログです

「私はいったいどの作品を選べばいい?」制作作家本人による作品解説(お手入れ編)

 

 

 

折鶴亭美郷(おりづるていみさと)制作作家ブログに遊びに来てくださり誠にありがとうございます。

 

先日、折鶴亭美郷(おりづるていみさと) (@orizurutei) | Twitterにて予告しましたとおり、本日は折鶴亭美郷の現在の作品ラインナップの中から「私はいったいどの作品を選ぶのがベストなの?」という疑問に対して、制作作家本人の目線から今回は「お手入れの有無編」として解説をさせていただこうと思っております。

是非お選びになる際の参考にしていただけましたら幸いです。

 

作品の「お手入れ」の有無について

折鶴亭美郷のブランドコンセプトサイト兼オンラインショップの冒頭に、作家の思い・ブランドの特徴として下記の一文を入れております。

「用途を無視して無理にランクの高い和紙をお勧めする事は、当ブランドの思いや信念から外れてしまいます。
ご使用用途に対し、きっとご満足頂けるであろう和紙をご提案しています。」

 

せっかくのハレの日や、特別な日・場所に「できるならば!」と高級な和紙をお選びしたくなる気持ちは一人の和紙・紙好きの人間の立場から理解しているつもりです。

また、制作作家・折り鶴作家である私も妥協のない和紙・洋紙選びの際に色々な考えを巡らせています。

 

和紙の折り鶴は、時にお手入れが必要なものもあります

折鶴亭美郷では特別な場合をのぞき、輸送中の折り鶴の型崩れを極力防ぐべく、折り鶴の羽根を閉じた状態で作品をお届けしております。

お手元に作品が届いてから、ご必要に応じて折り鶴の羽根を広げていただいておりますがその際(広い意味での一般の方が羽根を広げる際)に、わずかな歪みが生じ、折り鶴の頭部や尾の部分を少し整え直してあげる工程が生まれる事があります。

この制作作家ブログではそれを「お手入れ」と称しています。

その「お手入れ」の頻度が起こりやすいのが和紙製の折り鶴です。

 

頭部と尾を「指先でちょっと押さえ直してあげる」「圧力をかけなおしてあげる」程度の簡単なお手入れ方法ではありますが、その面でお話ししますと和紙は「お手入れが必要になるかもしれない」と思って頂くのが一番確実です。

頭部と尾は、使用紙に応じてそれぞれ強度を増す折り方をしておりますが和紙のほとんどはどうしても「全くのお手入れ不要」にはなりません。

ですのでお手入れの時間を少し取れる方に向いております。

 

お手入れの必要度「高」の和紙作品

お手入れ方法:頭部と尾に圧力をかける(大幅に型崩れした際は、伸縮性に富んでおりますので尾はほんの少しだけ引っ張るように、頭部は少し引っ張りつつ捩じって頂くとより綺麗な状態でお使いいただけます)

 

「人生で1番大切な日に。越前和紙による金散りばめの友禅折り鶴」はお手入れの発生頻度が最も高く、また唯一、時間経過に弱い性質をもつため、定期的に新しいものと総入れ替えをしている作品です。

お手入れのお時間をとれる方に向いております。

時間経過に弱い性質を考慮すると、実際にご使用になる日より数か月も前にお求めになるのもあまりお勧めはできません(直前のご購入をお勧めいたします)。

※上記のお手入れを定期的にしていただく事で長期間お使いいただく事は可能です。

 

お手入れの必要度「中」の和紙作品

お手入れ方法:圧力を与えないように保管、圧力が加わった際には力を入れず指で少し整える

 

お手入れの必要度「小」の和紙作品

このあたりからお手入れそのものはほぼ不要になります。

極力圧力を与えない環境で保管をお願いいたします。

 

お手入れの必要度「ほぼ無し」の和紙作品

完全な和紙でありつつも和紙と洋紙のいいとこどりをしたような作品で、型崩れにも強めです。

特筆すべき注意事項としましては、水に濡れた際に塗料が他のものに移る可能性がありますのでその点にお気を付けください。

 

 

洋紙の作品につきまして

和紙作品で説明したようなお手入れは不要です。

耐久性に優れておりますので長期間メンテナンス等無しでお使いいただけますし、複数回の使いまわしにも大変向いております。

折る人間の技術の差が出やすいので当ブランドの技術力を最も感じていただきやすい紙達でもあります。

和紙作品に比べ、頭部と尾の先端が鋭利になっておりますのでとても幼いお子様にお持たせする際は保護者様の目の届く環境でお使いくださいね。

 

まとめ

「ご使用用途に対してきっとご満足いただけるであろう紙をご提案したい」をモットーにする折鶴亭美郷としては、和装婚・神前式の折り鶴シャワー用でしたら優先して洋紙をお勧めしたいです。

お手元に届いたらどなたでも簡単に広げてお使いいただけますし、他の小道具と一緒に保管してもお式や撮影まで形が全く崩れないのも大きいです。

それにせっかくの特別な日なので最後まで折り鶴にも美しくあってほしい。

 

そう考えると私のイチオシはやはり洋紙で、和紙である事にこだわりたいならばお手入れの少ないもの、お手入れに時間をかけられる・大切に扱えますという方はより上級のものでも可、といった答えになります。

 

今回はお手入れ編と称して現在のラインナップをまとめてみましたがいかがだったでしょうか。

ご質問などがございましたらいつでもお問い合わせくださいませ。

 

最近はTwitterでのお知らせにも力を入れておりますのでお気軽にフォローしていただけましたら嬉しいです。

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