インスタグラム(アカウント:orizurutei_misato)で先にお知らせしましたが、奉書紙の作品頒布を始めております。
以前お話ししていた廃版の奉書紙ではないものの、品のある柄がとても好みの奉書紙です。
サイズは7.5cm角に調整しています。
奉書紙は独特の香りがあるのでそれが気にならなくなるまでの風通し作業に時間がかかりますが、今回はかなり前から仕込んでいたので満足の出来。
奉書紙の魅力についてはこちらの過去記事で少し触れています。
今日の記事で愛を語る予定でしたが、奉書紙については語彙力を無くす程好きな為いざ書くとなると内容に困りますね。
松尾芭蕉が松島に対して「松島や、ああ松島や、松島や」と詠んだ気持ちがわかります。
本当に良いものに言葉はいらない。
ただ、当ブログは解説ブログなので頑張って今後言葉にしていきたいです。
定期的に和紙の魅力を語りたくなる人間なので制作の合間に衝動にかられた際に思う存分書き散らしたいと思います。
次作のお知らせ
次作はベーシックな無地の越前和紙と、普通紙の麻の葉模様の二本立てになります。
制作は同時進行ですが、越前を少し先に出す予定です。
大人向けの落ち着いたお色がとても魅力的。
この越前は、使いやすいように表面にコーティングが施されているのですが越前の味を思い切り出したいので紙の裏面が折り鶴の表面にくるように折っています。
麻の葉模様の方はインスタグラムに少し載せましたが、千羽鶴用の普通紙の折り紙を使用しています。
麻の葉模様(柄)に対して少し補足すると、麻の葉は成長がすごく早いのです。
その成長が早い麻の葉にあやかり、お子様のすくすくとした成長、病気の回復を早める、願いを成就させる事を祈願する意味を込めています。
終わりに
先日、「自分がつけた価格に対してマイナスな方向に心を引きずられてしまう」と書きましたが、ブログで打ち明けた途端に心が楽になって今はその問題から無事解消されています。
こうなるならもっと早くに打ち明けていれば良かったですね。
のびのびとした心で紙に向かえているありがたさに感謝しつつ制作を進めています。
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